ソネットが自作おやつを嫌っているという話を聞いたのですが、それは本当なのでしょうか?禁止されているという話も聞きます。これってどういうことですか?

ソネットのポストペットホームページの「著作権について」に記載されているとおり、自作おやつ含む個人が作成したプラグインを使用すると、PostPetそのものがサポート対象外となります。また99年4月、ソネットポストペットパークのBBS(各談話室)において、自作プラグインに関する発言が禁止されました。

「おやつエディタ」など(Mac、Winともに)おやつ制作ソフトがありますが、これはユーザーが個人的に作ったものであって一切ソネットとは関係ありません。しかし例えソネット非公認だろうと、自分でおやつが作れてしまうというユーザーにとって夢のようなソフト。たくさんのユーザーこぞって「自作おやつ」を作りました。全てはそこからはじまりました。

ある日、自作おやつプラグインを使用した方が、「自作おやつを使ったのですが・・・」とソネットに対してサポートを求めました。ソネットとしては寝耳に水の話し。おやつ制作ソフトにソネットは関与していないのですから、問い合わせされても対応のしようがありません。そこで、談話室北村で「オリジナルおやつの配布を自粛してほしい!」という発言が北村さんよりされました。そして、いくつかのおやつサイトが閉鎖となりました(不具合のあるおやつを配布していたサイト)。ソネットにしたら…そんなユーザーが作った自作プラグインにまでに、サポートはしていられないと思ったに違いありません。

注意:自作おやつを使ってもポストペット本体が壊れることはありません。おやつによって、ペットの満腹度以外のパラメータが変わることはないのです(パーク談話室北村の八谷さん発言より)。

現在、ソネット公式の発表として
「著作権について」のページに、以下のようなことが記載されています。


おやつ、お部屋等のプラグイン、お友達帳等…
この種のものを、個人が営利を目的とせずに作成する事を、必ずしも禁止するものではありません。ただし作成にあたっては、著作権および、「ポストペット」に付属の「使用許諾契約書」を遵守して下さい。

第三者が作成した上記のデータを使用した場合のサポートについて 。弊社以外の第三者が作成したおやつなどのプラグインをインストールしたり、おともだち帳エディタなどでオリジナルデータを変更した場合、 「ポストペット」そのものがサポートの対象外となりますので、ご注意下さい。

ホームページ上で配布されているデータや、電子メールで添付されてくるデータには、コンピュータウィルスに代表される危険なものもあります。ポストペットのおやつや部屋を偽ったその種のデータがないとも限りませんので、十分ご注意下さい。

弊社が作成したオリジナルの画像や、それを修正、変更、改変等したものを、利用して作成することはできません。(画像等はご自分で作成して下さい)

本件に関して、弊社にお問い合せいただいても、基本的に回答はいたしません。 個人が、営利を目的とせずに作成したデータを弊社が「公認」することはありません。お問い合せいただいても、意味のある回答はできかねますので、ご了承下さい。


●海外の公式プラグインについて…
日本の公式パークに属するプラグインの再配布目的の掲載は認められていません。ただし例外として、ドイツやシンガポールの海外の公式パークプラグインは再配布及び掲載が認められています。 でも、注意して欲しいのはモラルの問題。掲載してもいいのだからといって、バンバンとホームページに掲載してしまうのはモラル違反ですよねっ?

日本と海外の公式プラグインの違いは、フリーウェアとシェアウェア違いだと思って下さい。日本のソネット公式パークは、有料会員制として対価を払ってサポート付きプラグインを手に入れる物だと考えて、海外の公式プラグインは自作プラグインと同様、自己責任下で使用するフリーウェアだと思えば良いです。フリーウェアとシェアウェアの違いですっ。

とは言ってみたものの、99年シンガポールにも有料のポストペットパークが誕生しました。シンガポールには公式おやつと自作おやつが混沌としているわけですが・・・このへんのところが非常にあいまいです。むずかしいいぃぃ〜。

●この問題の結論を言えば…
結論を言えば、「ソネットは自作プラグインまでサポートはできない」ということです。ポストペットパーク内で自作プラグインに関する発言が禁止されたのは、「ポストペットパークは1つ商品であって、その中に他人の作ったサポートができない自作プラグインが入り込むと困る」ということです。パークはユーザーがお金を払って楽しむ物、ソネットが作っている商品なのです。

自作プラグインと公式の区別がわからないユーザーが、全部ソネット負担させてしまった。そして過去に談話室北村で自作プラグインの自粛令が出た背景を現在も引きずってる事が挙げられ、ポストペット好きユーザーが善意で作ったプラグインでさえ批判の対象になったのです。

例えば、WinやMacのOSでシステムのアイコンを自分でカスタマイズして、失敗してOSが壊れたとする。で、MicrosoftやAppleに「どうにかしてくれ!どうすればいいんだ?」と対応をせまる。…わかりやすく言えば、こんな感じといっしょなのではないでしょうか。そんなのメーカーにしてみたら、推奨しないことだし。仮にやったとしても自己のリスクになるものなんだから。そんなことまでに対応できないと。

つまり、ポストペットというソフトの性格上、パソコンに対して初心者が多く。ユーザーの作った自作プラグインと公式プラグインの区別がつかない人が多数いた。そして、ソネットへのその負担があまりにも大きかったということではないでしょうか。なので、声を大にして言わなければいけない事態になったわけです。ルール化するのって、ほんとはイヤだと思うんです。でも、現状を考えると仕方がないのかもしれません。

八谷さんが開発者(ペットワークス)としての発言で以下のようなものがありました。
「開発者としては、オリジナルのお部屋やおやつに関しては、「禁止」したことはありません。というか、個人的にはそういう状況をうれしくおもっているくらいです。自分でもオリジナルのお部屋を使っていたりしますし。ただ、So-netとしてどうかというと、(一部想像も含みますが)万一のトラブルのことを考えると、あんまりうれしいものではないんだろうな、と思います。特にサポートのことを考えた場合。」

●自作プラグインユーザーも同じポスペユーザー
自作プラグインサイトが閉鎖においこまれた原因としてあるのが、「圧力」です。いやがらせメール、例えば「あんたは違法なことをしてるんだ」とか、「自作プラグインの配布は禁止されてるんだ。とっととやめろ!」というものが送られてくることがありました。その圧力、いやがらせメールにヘコんでしまいサイトを潰した方もおられます。

これはやめていただきたいっ!みんな、自作プラグインを作っている人も使っている人も、同じポストペットが大好きで大好きでたまらないユーザーなんですっ。自作プラグインユーザーを「悪、悪いやつら、反ソネット」という白い目で見てほしくない。一度も反ソネットと思ったことなどありません。どうも、自作プラグイン=反ソネットというレッテルが貼られているようで・・・。こういう考えを持っている方が実際にいるので、考えを改めてほしいと思います。みんな仲良くポストペットをもっと楽しみましょうよっ!ポストペットにこんなイヤな空気は絶対に似合わないっ。きっとモモだって悲しんじゃうよ!!!

●最後に…
最後に…。「パソコン批評」99年6月号31ページ(マイクロデザイン出版局)のポストペット座談会において、リョータロが「日本ではパークで儲けようと思っているからです」と発言しましたが、これには言葉たらずの発言でとても反省しております。この発言を読んで、気を悪くされた方、ポストペットスタッフの方には素直に謝りたいと思います。正確には「パークはソネットの1つの商品なのだから・・・」という言葉を補足すべきでした。商品なのだから儲けてあたりまえなのです。ソネットの商品なのだから、個人が作った自作プラグインまでサポートできないのです。

なお、この自作プラグイン問題に関してのご意見、ご感想は、お気軽にポスペの駄菓子屋掲示板に書き込みください。みなさまのお考えをお待ちしております。

文章:リョータロ・KNT(ポスペの駄菓子屋)
99年11月5日ちょっと更新したよっ!